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2015.11.30

卒業研究課題発表会が終了しました [学生からの声]


 約1年半かけて準備した卒業研究課題発表会(卒研)が終了しました.今年の卒研は咀嚼(食物を噛み砕くこと)に"注目"したもの,運動や刺激の効果に"注目"したもの,お年寄りの健康増進に"注目"したもの,スポーツ障害に"注目"したものなど,バリエーションに富む19個の演題が集まりました. 私たちのゼミは野球経験者が多いこともあり,投球障害肩に"注目"しました.私たちはその原因の中でも,一般に言われる筋肉や靭帯ではなく,生まれ持った"骨の形"に"注目"をしました.
 何度も繰り返す"注目"という言葉は,実は単なる"思いつき"ではありません.    1年半前の研究初心者の状態では確かに"注目=思いつき"と思っていました.しかし,いろいろと学ぶと,"思いつき"を"注目"する意義あるものとして,明確にすることが大切であることを知りました.そのために,多くの文献を読み(実は英語論文も!),予備実験も重ね,半年以上の時間をかけました.
 "注目"する意義を証明すると,今度は"事実"であることを証明する作業にレベルアップします.その作業とは被験者を集い,正確に計測し,確実に分析し,そして正しく考察し,友人や先生に伝え,議論するための発表という工程です.この工程を経て,"事実"であることが証明されます.研究,つまり,"思いつき→注目点→事実の証明工程"はとても奥深いことを知りました.
 今,1年半を振り返ると,とっても多くの経験をしたと思っています.時には,英語論文を一週間かけて読んだものの,ほしい情報が全くなかった...課題の〆切に迫われた...解析がとても難しかった...灰になるまで先生に怒られた...などなど,心折れそうなことがいっぱい有りましたが,本当によく頑張れたと思います.でも,頑張れたのは,仲間がいたからと思います.
 私たちのゼミは個性豊かな!?男子学生3人から成り立ちますが,遅刻常習者がいたり,〆切を守らない者がいたり,...でも3人とも,締めるところは締めることができる,そんな楽しい面子です.卒研発表会はそんな3人で頑張りました.質問もたくさん受けました.15分の持ち時間はあっという間に終わりました.当日捻挫した仲間がいた以外!?,順調に終えることができました.みんなでやった卒業研究は4年間の良い思い出です.
 4年間の良い思い出の締めくくりは,いよいよ一大イベントである卒業試験と国家試験です...卒研で培ったガッツと根性,そして友情で絶対乗り越えます!

(リハビリテーション学部 理学療法学専攻4年 宮部達哉)

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